飛鳥井 匠哉のブログ

グラススキーの製造が始まりました。

 いつもお世話になっております。 ゴールデンウィーク最終日のグラススキー教室のご参加の皆様、本当にどうもありがとうございました。 皆さまの上達に沢山の元気を頂きました。 その時の模様はまた掲載させていただきます。 さて、本日より、本格的なグラススキーの組み立て作業が始まりました。 いくつかの新しい部品の紹介をさせていただきます。 エレメントが大きく変わり48mmのシャープボディーで横滑りしなくなったのは、 先にご紹介させていただきました、また大型ラウンドガードも。 今日は、 ウッドボディー、 ステップ台、 更には 新型48mmプラスチックプレート です。 メタリックレッドのカバーとウッド、 ホワイトの「ステップU」です。 「がんばれニッポン」のハートで、 全世界のDLWHの選手は皆この色を使います。 本日発売のSG6月号の特集では全て「メタルレッド」になっていて、ホワイトがありませんが、 変更になりました。 プレートは 前後非対称なので、 取り付けの時に間違えないように気をつけましょう。 前に「矢印」が書いてあります。 前から来た衝撃を逃がし、 後ろは長いので、横滑りしないでグリップします。 2本の補強バーは 従来、それが邪魔で振動を生んでいましたが、衝撃が斜めに逃げるデザインになっているので、 スムースに回ります。 また、2本の補強バーがエッジの強さを補強しています。 これも横滑りしない工夫です。 エレメントとの取り合わせも良くなりました。 突起の一部がプレートから出るので、ハンマーでたたいて、 プレートが外れないようにブロックできます。 裏は、補強がなされ、 ベルトや、E-ringなどの凹凸に影響を受けず プレートが収まるようになっていますが、 くれぐれも、金属のハンマーを使わないようにお願いいたします。 以前の厚みがあるプレートは9g そのプレートの裏をくりぬいたものは7g 今回の新しいプレートは 5gしかないので、 乗り心地は良いですが、 少しデリケートです。 これから金曜日のスキーグラフィック7月号から 3か月技術連載の撮影まで、 徹夜でがんばります。 これはスポーツモデルです。