今回ご紹介するのは、スラロームのディレイドゲートを使った練習です。
https://youtu.be/YKiGWZrFg_I?si=vrj0CXVbksRHNjuw 「ディレイドゲート」という名称は、スキー競技に詳しくない方や子どもたちには少し難しく感じられるため、この記事では分かりやすく「バナナゲート」と呼びます。
バナナゲートでは、通常の連続したターンとは異なるリズムが生まれます。
選手は、目の前のポールだけを見るのではなく、その次のポールまで確認しながら、どのようなラインで進むのかを判断しなければなりません。
この練習を通じて身につけていくのは、単に速く滑る技術だけではありません。
正確なライン取り、素早い切り返し、先を見る力、そして突然のリズム変化に対応する力を、繰り返しの中で養っていきます。
今回の映像は、世界チャンピオンも取り組んできた練習の一つです。
しかし、同じ練習は世界を目指すトップ選手だけのものではありません。
JGSF夏休みキャンプでは、ジュニア・チルドレンをはじめ、初めてグラススキーに参加する子どもたちも、それぞれの年齢や技術レベルに合わせて練習できます。
最初から難しいコースを速く滑るのではなく、分かりやすい設定や無理のないスピードから始め、少しずつバナナゲートのリズムやライン取りを覚えていきます。
グラススキーは、夏の間にもスキーの基本動作やターン感覚を練習できるスポーツです。
JGSFナショナルトレーニングセンター・長野マダラオグリーンフィールドで開催するJGSF夏休みキャンプでは、グラススキーを楽しみながら、冬のスキーにもつながるさまざまな練習に取り組むことができます。
世界チャンピオンが積み重ねてきた練習も、最初の一歩は基本的な反復練習から始まります。
この夏、仲間たちと一緒に、新しい練習へ挑戦してみませんか。
2026年07月
FISチルドレン競技「ジムカーナ」の魅力
# FISチルドレン競技「ジムカーナ」の魅力
皆さんは、「ジムカーナ」という競技をご存じでしょうか。
ジムカーナは、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)のチルドレン競技で採用されている種目の一つです。
一見すると楽しそうに滑っているように見えますが、実際にはターン技術、リズム感、バランス、ライン取り、素早い切り替えなど、競技スキーに必要なあらゆる基本技術が詰まっています。
そのため、世界各国ではチルドレン・ジュニア世代の育成に欠かせないトレーニングとして活用されています。
さらに、雪上では十分に行うことが難しい反復練習を、夏のグラススキーでは何本も繰り返し行うことができます。
この積み重ねが、冬のアルペンスキーにおける総合的な滑走能力の向上につながります。
日本は、このジムカーナでも世界トップレベルの実力を持っています。
沼田佳恭選手はFIS世界大会で2連覇を達成。
佐々木蓮選手も昨年の世界大会で銅メダルを獲得するなど、日本選手の活躍が続いています。
今回は、FISオーバーオール世界チャンピオン・前田知沙樹選手によるジムカーナのデモンストレーション動画を公開しました。
世界最高峰の技術だからこそ表現できる、美しく、正確で、スピード感あふれる滑りをぜひご覧ください。
私たちは、この動画を通して、ジムカーナという素晴らしい競技が、日本だけでなく世界中へさらに広がっていくことを願っています。
▼動画はこちら


