飛鳥井 匠哉のブログ

スキーグラフィックに掲載いただきました。


先日の「クラウン合格」の記事への追記ですが、
メンバーの方々皆さんでトレーニングをさせていただいた結果でもあります。
本当にどうもありがとうございました。

5月10日号発売のスキーグラフィック6月号
「クラウンへの道」へ
上原円さんの活躍が掲載される予定です。 

また、先日発売のスキーグラフィック3月号にて、
前田知沙樹さんのオーストリアでの活躍も掲載していただきました。
(2色カラー 4ページ!)
特待生留学を含む、DLWHシーズンイントレーニング(オーストリア)の様子や、
スキー最先進国オーストリアの英才教育システムに迫る切り口で、
キンダーの夢について、掲載していただいています。




是非ご購読いただいて、アンケートに「是非またこのような記事を…」と
お答えいただけましたら幸いです。
そして、
オーストリアの事に限らず、
スキーを夢見る事について何かご質問があれば、
どんな些細な事でもご質問ください。



私もまだまだ分からない事もたくさんあるかもしれませんが、
長野県の先輩コーチの皆様をはじめ、
諸々勉強させていただきながら取り組ませていただいております。
また、
この本誌は菅平高原開催の毎日のスキー塾でも、持ち歩いておりますので、
お気軽にお声をかけてください。
将来を担うスキー少女の成長に、是非お力を…
どうぞよろしくお願いいたします。


クラウンに合格する事とは…

上原円さんが日本のスキー検定の最高峰「クラウン」に合格しました。
TEAM DLWHとしては5年連続 ??人目の快挙です。
古くは外山さんの30年前…
そして私の20年前…
そんなポンコツのようなクラウンではなく?
「クラウンハイブリット」を思わせるような、
「楽で効率の良いスキー操作」が評価されたのではないでしょうか…
おめでとうございました。
そして、
ありがとうございました。

また、たぶん、この合格に非常に尽力をされたであろう、
こあくつさん。
本当にありがとうございました。

私の想い出の八方での「テクコン」において、
そのサポート力の高さは、サポートをされた本人にしか分からないものかもしれませんが、
合格されたご本人の努力はもちろんですが、
有形無形の存在こそが、大きな力になった事は間違えないと思います。

一生忘れる事のない、出来事の一つとして、
合格した事と、
応援をしてもらった事…
人間として、かけがえのない気持ちを
皆で共有できるように、
暖かい気持ちと
思いやり、
そこにスポーツマンシップがあって、切磋琢磨しながら楽しんできた結果だと思います。
信じる事、
信頼される事、
改めて教えていただきました。

本当にありがとうございました。
また、
まだまだシーズンはこれから…
更なる合格者を願っております。 

東京都スキー技術選手権

TEAMの多くのメンバーが出場した、東京都技術選手権が終わりました。
今年は3名が「ステップアップ賞」を頂けたようです。
決勝進出など新しい経験ができた方おめでとうございました。
また、残念だった方も一つの通過点としてまた一緒に頑張りましょう。
また、利修さん、この度ももありがとうございました。

新谷コーチは直前まで一日も練習をさせてあげる事ができずにいましたので、今回の予選通過を通過点とし、今後は練習を本格的に行って、全日本に向けてガンバらせます。

それにしても随分参加者が減ってしまいました・・・
私は、この大会、スキー場、運営サイド、両方に何か足りないものがあるのではないかと心配しております。

例えば、
①不整地種目・・・危険な事が解っているのにスタート地点を下げない…特に女子については「拷問」に等しく、上位選手でさえも恐怖心無くして滑る事ができない。
なんで参加者サイドをあんな気持ちにさせなければならないのか疑問に感じました。
この時期の大会ですから、不整地種目の練習が十分にできている方も少なく、実際、車山のあの斜面だって、石だらけで事前に練習はできません。

②公式掲示板に「危険なのでインスペクションを行います」とあったので、
コーチとして手伝おうと思いコートに入ろうとしましたが、
一般常識としてありあない口調で
「関係者以外は出ろ!」となじられてしまいました。
アルペンのレースでも「コーチの皆さまのご協力をお願いします」というのに慣れていましたし、コーチがコースの整備をして誰に不公平になるわけもなく、何を勘違いして上から目線になってしまっているのか驚きました。
また、今時どこの誰に対してそのような口調でものを申す事ができるのか?
そういった立場の人のレベルの低さにそうした人が公益法人で業務をしても良いのか?
新しい公益法人になるに際して、そういった指導がある事など知らないのでしょうか…

③スキー場に対しては、以下ほんの一例ですが、
滑走時間が限られた大会前日の日、一部のリフトの始業が一部降雪のため遅れました。
そこにいた選手と関係者よりも遅い時間に出社するリフトスタッフと会社の体質…そうなる事は判っているのだからもう30分早く来て雪かきくらいすればよいと思うのですが…
サービスの質に関係なく行かなければいけない参加者達がかわいそうに感じました。スキー場に対して主催者は「最大限のご協力を頂き」とありましたが、他の小さな大会に対してもっと親切なサービスを行っているスキー場は他にも沢山あります。

そこに居る関係者は皆、スキーを愛する気持ちを持って、多くの事に耐えながら、こういった時代を、何とか乗り切ろうとしています。
これでは、今新しく技術選の興味を持ってくれそうな若者たちに、
「技術選に挑戦してみては?」と勧める事はできません。

「もう技術選なんて…」
「車山なんて…」

今スキーをしている誰にもそのようには感じて欲しくありません。
本当はとても魅力にあるスポーツなので… 


長野県大会週間無事終了。

 
少し遅くなりましたが、長野県大会週間が無事に終了しました。
約10日間野沢温泉に通い、長野の皆さまとご一緒させていただきました。

寒かった…

 しかしながらとても温かい長野の皆さま、どうもありがとうございました。
写真のちさき選手、りかこ選手(写真なくてごめん)を主に見ていましたが、
長野県の予選のハイレベルな様子は、大変勉強になりました。

 その様な中、中1で全中両種目を決めた知沙樹選手は、少し親孝行もできました。
私も少し肩の荷が下りました。
長野県なら、5位で通過しても40番台のスタートとなり、全中でもチャンスがあります。

 また、会場についてからも、コーチ一同皆一生懸命ですから、とても良い練習ができます。
全中に行くだけでなく、全中で良い成績を収めてもらいたいと願っています。
そんな訳で現在は宮城に居ます。
私の行く所常に大雪、「今季一の寒波到来」・・・

 次回は東京都技選レポート、
お楽しみに…

2月10日発売のSG3月号に前田知沙樹選手の特集ページが4ページございます。
お早めにご購読のご準備をお願いいたします。
(私も沢山持ち歩いています)

2012シーズン、順調にスタート!イベント目白押しです。

 2012シーズンもよろしくお願いいたします!
年末年始のスキー塾は、お陰様をもちまして、過去最高の皆さまにおいでいただきました。
レッスンをさせていただける喜びと毎日痛んでいく自分の身体に、幸せな気持ちでした。

OKADA RISHU CUP

総勢200名を超える多くの皆様にご参加いただきました、(過去最高)
ナスターポイントも良いポイントが取れた方が多かったのではないでしょうか?
利修さんをはじめ竹田コーチ、他、お手伝いいただいたすべての皆様ありがとうございました。


知沙樹選手を始め、21名のトレーニー達が予選などを通過して、上の大会へ進みました。
現在もそれぞれがそれぞれを目指して頑張っている事でしょう。
長野県の予選会にはしびれました。
ハイレベルなコース、選手…
私の手には負えません…
全中へは長野県の方々にお世話になり、コーチとしてご一緒させていただきます。
現地で皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。



たけあき選手がSAJポイントで65点を獲得しました。私の男子生徒の中では過去最高です!
メキメキ上達しているので今後はもっと楽しみです。



斎木選手を始め、
今週末の都技選、楽しみにしております。
http://blog-yukiyo.dlwh.jp/?eid=122
岡田利修さん、新谷コーチの直前キャンプ。
私もビデオかかりとしてお邪魔します。
参加者はまだ受付中ですので、
この機会に、少人数で、岡田利修さんとご一緒してみてください。
生の練習の様子は迫力ものです。

スキー塾は、毎日開催中です!
問い合わせをお待ちしております。
090-3042-9826

菅平高原レーシングキャンプ本格始動



選手達も調子が良くて、楽しくコーチングさせていただいております。
まさき選手と、みのり選手の2日間での成長には舌を巻きました。
まさき選手は、今日一日で3秒も速くなりました。(たった21秒のコースですが)

まだ、それぞれ計測器とにらめっこしながら、滑りについての研究の最中です。

さて、お急ぎください!
第2回OKADA RISHU CUP webエントリーは受付終了致しました。選手の皆様、頑張って下さい。なお、現金書留でのエントリーは12月26日までです。まだまだ出場者募集中です。

GSのレースは1大会で2レース分のナスターポイントを獲得できるようになりました。

第2回OKADA RISHU CUP出場者募集中!!
http://www.skinet.co.jp/dlh/

フェイスブックページも始めました!!
http://www.facebook.com/okadarishucup



知沙樹選手の帰国は23日、24日から菅平高原に復帰してくれます。

シーズン最盛期です!
がんばりましょう。



初めてレーシングに挑戦の方必見!菅平高原でゲート練習開始!

 
画像は、現在DLWHよりオーストリア国立スキー専門中学校留学中の知沙樹選手。
2月10日発売のスキーグラフィック3月号で、4ページにわたり、個人特集ページで
紹介していただける事になりました。
努力を続けている甲斐がありましたね。

菅平では既にゲート練習が始まりました。
基本練習をしっかりやれる今がチャンスです。
当日の参加も可能です。
DLWHのスペシャルテクニックで、
初めてレーシングをなさる方!
上達に悩んでいる方、もっと速くなりたい方、最良の環境で練習したい方。
是非一度足を運んでください。

「上達の喜びを楽しめます。」

テクニカルキャンプも好評開催中です。
詳しくは…こちらと、
http://blog-asukai.dlwh.jp/?cid=3

090-3042-9826までご連絡をお待ちしております。


最終回!リリアンフェルトと共に…⑧前編



オーストリア国立スキー専門中学校 リリアンフェルト校
最終日、まりの選手と尚選手は校長先生と、
シュピンカ先生に学校見学と記念品を頂いていました。
こんな大きな学校に全校生徒40名…
専用体育館、グラウンド、プール、宿舎…
これが、20年間連続WCネイションズカップ優勝のスキー大国オーストリアです。





確実に成果がありました。が、それ以上にがんばった想い出になりました。



そして、多くの人たちの愛情に触れました。
お世話になり応える事…
行動で返す事…


滑りの進歩がそれを物語っています。
そしてこの人は…
今頃…


ホームステイ予定先の、Yumiちゃんと…
そう・・・
今回も、一人留学を続けます。
またもや特待生として、
その才能を伸ばすチャンスを頂いたのです。
荷物を乗せる車も、私の車ではなく、


そして、コーチも今日からはこの人たちです。



一番左の先生は私も良く知りませんが、
2番目の先生の車を壊した事があります。
3番目の先生とは、ワインを頭からかけた事があります。
4番目の先生は、・・・

みんなスキーにだけは熱いので大丈夫でしょう…そして、責任感の塊です。



旅の恥はかき捨て…



精一杯迷惑をかけて、
この人たちの想い出にしてあげればよいと思います。

「悪名は無名に勝る…」

普段が真面目な知沙樹選手には、(注:今はちゃんと有名です)
このくらいの気持ちが必要…
彼らは、なんだかんだと文句を言いながら、
人の成長については非常に敏感で、
過去にできなかった事ができていると、
「努力をした」
と行って評価します。
なので、初めは何もできずに迷惑ばかりをかける問題児でもいいのです。
どうせ、
「あの子はスキーだけはうまかった…」と彼らの想い出になります。

振り返れば、私がオーストリアに残してきたものは、
素晴らしいスキー技術でもなく、
成績でもなく、
この人たちにとっての、
「想い出」だけなのかもしれません…
この人たちは、
「日本からまたあいつが来る…」(勝てるわけないのに)
「またあいつが来た…」(また勝てないのに)
「今度は又すぐにあいつが来る…」(どうせ勝てるわけないのに)
といいながら、結局の所、いつも、
一切のスケジュールを空けて、待っていてくれていたのです。
(帰るときには次はいつだ?と確認し…帰ってからはメールでいつ来るのか?と急かす…)

私は最初、「ブルーチーズ」が嫌いでした。
それが今は、「ゴルゴンゾーラニョッキ」が好物で、
そんなことが、彼らの私に対する共通の話題の一つです。

そして知沙樹選手には、既に、私にはいなかった、
同年代の友達がいます。
いつの日か必ずそのコネクションが役に立つ日が来る事でしょう。
彼女が最初にこの国でできた事は、
たった一つ…
「スキー」
だけだったのに…勉強ができたり、言葉が自由になる人よりも、
多くの友人がいるのです。

「旅で掻いた恥は」
実の所、
自分では「捨てる事は出来ない」のです。

私が私のわがままな半生の中で、
たった一つ、心から伝えたいと思える事の一つがここにあります。
あまり期待はしていませんが、ついでに、スキーも上手になって帰って来てくれれば…

次は、尚選手や、まりの選手にも、こんなチャンスが訪れるかもしれません。


そして、今回も尚選手、まりの選手、知沙樹選手、私に対しても、
沢山の想い出をありがとうございました。


リリアンフェルトと共に…⑧

 リリアンフェルト…
それはその昔、世界で一番最初にスキーが始まった所です。由緒あるその地に、国立スキー専門中学リリアンフェルト校があります。TEAM DLWHの選手達…短期留学に挑戦中です。





今日は、トゥアナウでGSの集中練習。とにかく朝から晩までGSだけを集中的にやりました。



この子たちのクラスで…



知沙樹選手は、ふたつ上のグループで旗つきのゲート…
しかしながら、掘れもきつくて苦戦…



尚選手と、まりの選手は、ブラシの補助ゲートを目印に、
タイミングとライン取りの練習もしました。
ブラシくらいはどこの練習でも使うと思いますが、
その場所とタイミングに、新しい発見がありました。
TEAMDLWHの練習にも取り入れたいと思います。




前日は、初めてのオフ…
昼間のザルツブルグへ…
そして、ザルツブルガーノッケルを食べました。メレンゲを時間をかけて焼いた名物お菓子です。
中は柔らかく、そして、ジャムの上に乗っていますが、私はこのジャムがすっぱくて今は苦手です…
選手の頃はいつも疲れていて、このすっぱさが、好きでした…



ほんとに大きい。



ザルツブルグは、私が過去に行かせていただいた観光地の中で、ベニス、ウィーン、プラハと並ぶ、最も好きな場所の一つです。
こうした場所で、文化に触れて、そうした心が、スポーツに…人生に…子供達も役に立ててくれると信じています。



城にのぼり、難攻不落のザルツブルグ城を見学して、ザルツブルグ城下町を一望…
私が最も恐れていた急こう配…案内するのも一苦労…もう二度と鍛えないと誓っていましたが、やっぱりトレーニングは必要か…トレーニング道具は全て捨ててしまいましたが…



この人は宙に浮いていました。



夜は、ヨセフ家の町「クッヒル」でクリスマスマーケット…

子供はクランプスごっこ…



疲れを知らない元気な子供達に…私は衰えを感じている場合ではなかったようでした…