2012年09月12日

☆選手を続けるということ☆

週末に皆さんと話をしていて、いろんな選手の話題も出てきました

私はDLWHに移籍して、世界に挑戦させて頂くようになって今年で6シーズン目になります。

ヨーロッパでのFISレースやワールドカップに挑戦し始めたころは入賞するのがやっとで、「優勝したい」という気持ちだけで練習をしてきました。

挑戦を続けていくうちにヨーロッパでのレースでも勝てるようになり、嬉しさや、感謝の気持ちと共に勝ち続けることの難しさ、そして追われる立場になったことも感じるようになりました。


今までは優勝を目指して頑張ってきた、ただただ漠然と上を目指して頑張ってきた、
今でもそれは変わらないのですが、
年齢も上がり、若い選手達も増えてきて、
今までは上しか見ていなかったけど、今は周りもよく見える。

心境や状況は変わってきていますが、変わりながらもまだ挑戦を続けている理由は、
挑戦をさせて頂ける環境を作って頂けていることと

まだ自分に満足ができないからです。

負けた時は勿論、勝っても
「次は負けるかもしれない」とか「もっと大きな差をつけて勝ちたい」とか「次も勝ちたい」
とか、そういう気持ちがまだ自分の中にあって
「やった~もう辞めても良い」
って思えた事がないのです。

追われるような立場になってからの挑戦は、正直精神的にキツイと思うことも多いし、最近の若い選手達は皆上手なので、そういった面でも気持ちが弱くなってしまうこともよくあります。

でも、私はここで諦める訳にはいかないので

飛鳥井コーチや外山会長を見習って強い気持ちと怪我をしない強い体を持って、今後も挑戦を続けたいなと思っています。

なんてことをちょっと考えた週末でもありました