2012年09月
☆3連休は楽しみました~☆
本日、金曜日。
明日はフジテン教室で皆様をお待ちしております。
さて今更ですが、先週末の3連休は沢山の皆様とグラススキーを楽しみました。
そして3Dロッカープレートも試すことができて、その調子の良さにニタニタしておりました。
レーサーは勿論のこと
今年よりグラススキーに取り組んでいるビギナーの皆様にも使って頂き、
グラススキーのレベルには関係なく皆さんから「良い!!!」と評価頂きました。
なんと言いましても一番期待していたのは私自身で、
ハイスピードの時陥ってしまうX脚がこのプレートにより治ることを切に願っています・・・
火曜日には斑尾スポーツアカデミー様にお世話になり、トレーニングさせて頂きました。
実際にゲートの中で3Dロッカープレートを使用してみましたが、
これは
これは
非常に素晴らしいと実感いたしました。
その日はSLを行いましたが、以前より断然小さく曲がれるので
ラインを真っ直ぐにしても大丈夫で、速いタイムを狙う事が出来ます。
全ては来年の世界選手権へ向けての取り組みとなるのですが、
七ヶ宿はやはりヨーロッパのコースと比べると急な斜面が少ないので、体重の少ない日本人選手は非常に不利となります。
私は痩せているわけではありませんが、簡単なコースでの勝率は非常に低く、
自分より体重の重い選手には物の見事に負けています・・・・
アドバンテージとして長いスキーを使用することと、
曲がりやすくて、そして速いスキーを使用する事がとても重要になっていきます。
DLWHグラススキーは最近は操作性は非常に良く、ここ数年での研究が見事に生かされています。今後はその素晴らしい操作性を残したまま、今より更に速いスキーを作っていきます。
火曜日のトレーニング中に少しスキーを改良してもらい、
今までよりスピードの出るような仕様にして頂いたところ、こちらも効果絶大!!!!!!
今まで無かったスピードを体感しました。
来年のDLWHグラススキーにも期待です。
☆選手を続けるということ☆
私はDLWHに移籍して、世界に挑戦させて頂くようになって今年で6シーズン目になります。
ヨーロッパでのFISレースやワールドカップに挑戦し始めたころは入賞するのがやっとで、「優勝したい」という気持ちだけで練習をしてきました。
挑戦を続けていくうちにヨーロッパでのレースでも勝てるようになり、嬉しさや、感謝の気持ちと共に勝ち続けることの難しさ、そして追われる立場になったことも感じるようになりました。
今までは優勝を目指して頑張ってきた、ただただ漠然と上を目指して頑張ってきた、
今でもそれは変わらないのですが、
年齢も上がり、若い選手達も増えてきて、
今までは上しか見ていなかったけど、今は周りもよく見える。
心境や状況は変わってきていますが、変わりながらもまだ挑戦を続けている理由は、
挑戦をさせて頂ける環境を作って頂けていることと
まだ自分に満足ができないからです。
負けた時は勿論、勝っても
「次は負けるかもしれない」とか「もっと大きな差をつけて勝ちたい」とか「次も勝ちたい」
とか、そういう気持ちがまだ自分の中にあって
「やった~もう辞めても良い」
って思えた事がないのです。
追われるような立場になってからの挑戦は、正直精神的にキツイと思うことも多いし、最近の若い選手達は皆上手なので、そういった面でも気持ちが弱くなってしまうこともよくあります。
でも、私はここで諦める訳にはいかないので
飛鳥井コーチや外山会長を見習って強い気持ちと怪我をしない強い体を持って、今後も挑戦を続けたいなと思っています。
なんてことをちょっと考えた週末でもありました
☆久し振りのふじてん教室☆
Tバーの故障で2日ともクワッドリフトを使っての練習となり、ロングゲートを使った練習は十分ではありませんでしたが、大会直後ということもあり基本練習から取り組んで頂き、
どのレベルの選手にも良い練習になっていたことを願います
たまにはこういった練習も必要だと思います。
ずっと練習を続けていると、忘れてしまうこともあるし、
調子が悪くなったときに戻れる基本をしっかり作っておくことが、上手く取り組みを続けていけるコツではないかなぁと思います。
土曜日の夜は
大人たちで来年の世界選手権について熱く語り合いました
やっぱり日本で開催される大会だから、日本人が良い成績を残してほしいし、
良い成績を残すためには練習が必要で、
練習をする環境を作るためには、日本でグラススキーに関わっている沢山の方の協力が必要だという結果にたどり着きました
是非みんなで協力し合って素晴らしい大会にしたいですよね
☆第19回高円宮牌グラススキージャパンオープン☆
お世話になった皆様ありがとうございました
特にチームメンバーの保護者の皆さま、後藤コーチ、ありがとうございました
今回はFISレースのスーパーG,GSLも同時に行われ、来年の世界選手権に向けて良い経験となりました
宮牌はチーム戦もあり、今年もTEAM DLWHからは3つのチームが挑戦させて頂き、
1位 TEAM Champion(前田知沙樹・田中善之・斎木達彦・田中一輝)
2位 TEAM We Are(新谷起世・飛鳥井匠哉・外山裕介・山本尚)
4位 TEAM World(前田茉里乃・武島綾香・岡田利修・井上岳秋)
優勝、そして入賞させて頂きました。
毎年このチーム戦ではドラマのような色々な出来事が起こります
それでも皆で最後まで戦うことができてとても嬉しかったです
今年はなんだか、今までとは少し違っていて、
それぞれが色々な思いを持って挑んだ大会だったと思います。
それと同時に仲間の大切さもとても感じた大会でした。
「辛い時は皆のために頑張って、そうじゃない時は自分のために頑張る」
若い選手達にはまだちょっと分からないと思いますが、大人になったら思い出してほしい言葉です。
皆様お疲れ様でした。
チェコチーム。
若い選手達は日本を楽しんでくれていたと思います。
レセプションでは皆食べまくっていましたね。
この後、宿の夕食も残さず全員完食しました。
今回は来ていなかった、台湾チームのchu選手より頂いた傘のお土産。
ジュニアⅡ男子 GSL
FIS GSL
大会が終わってちょっとだけ贅沢させて頂きました。