2012年07月10日

☆ヨーロッパ ワールドカップinCZE③☆

大会が全て終了しました GSL3位 SL1位 という成績でした。 応援して下さった皆様ありがとうございました フェイスブックにも多くのお言葉を頂き、本当にありがとうございました 昨年はWCへの参戦は無く、私にとっては2年ぶりのWCでしたが、 1年間出場していなかっただけで周りの選手達はレベルを上げていました 長年、レースに出続けているイラリア(ITA),イングリット(AUT)はもちろんのこと、 各国若い選手達のレベルの高さが目立っていました 今季より世界ジュニア選手権はレベルの高い大会になっていくのではないかと思いました そんな選手達の中で私は完全にビビっていました・・・・ 今回の会場は3年以上前に何度か練習をさせてもらったことのあるゲレンデでしたが、今季は雨が2週間降っていなくてとても固い地面で、デコボコも多くとても難しい状況でした 土曜日のGSLレースで女子のスタートが下がることが決定し、一安心しましたが、 男子と同じスタートだったら多分ほとんどの選手がアウトしていたと思います インスペクション時、私も男子のスタートに上がってみましたが見るからにノーチャンスな感じでした 情けのない話ですが、まだまだヨーロッパの実情は私にとって難しいものでした 35度を超える暑い日の中でのレースになったGSL。 1本目で不運なアクシデントに見舞われてしまいました、最終旗門目前で右スキーが壊れロックしてしまいました、何とかゴールまでは!!! その思いだけで何とか転ばずゴールを切れたものの左スキー1本になってしまった私はゴールまで真っ直ぐ滑れず左へ斜降してしまいタイムをロスしてしまいました。 1本目3位で迎えた2本目はセットは難しく無かったものの、 課題である「切り替えで腰をしっかり前へ出す 」ことが出来ず4位のタイムでした GSLではスピードのレンジが上がると動けなくなってしまういつもの私の悪いところが出てしまい、良い成績を残すことはできませんでした。 シュピンカ先生にも、そこがダメだと指摘を受けました 日本に帰ったらまたしっかりと練習をしたいと思います 日曜日のSL 完走率を上げるためにインターバルの広い、降り幅の少ないセットが立ちました 実際にとてもスピードが出ました。 セットを見てビビっていた私は普段よりキツイ設定のベルト調整を行い1 本目を滑りました 結果的にこのビビりの選択が100分の1秒差で3位になってしまう結果に繋がりました 1本目4位の選手まではほとんど差が無かったので、 勝負は全て2本目にかかっていました そんな2本目のセットも真っ直ぐで、降り幅の少ないスピードセットが立ち、 飛鳥井コーチの激を受け、ベルトの調整をし直して頂きました 2本目はフィリップがかかるため1本目タイムの遅かった選手からスタートをします 私がガッツリ滑って、後ろの選手達にプレーッシャーをかけるしかありませんでした 飛鳥井コーチからスピードセットの攻略法を教わり、自分を信じただそれだけを行うことに集中しました 私は逆転優勝することが出来ました 本当に嬉しかったです 昨年の世界選手権では成績が残せず、今季ここでのレースが自分にとってとても重要でした いつも私をサポートしてくれている飛鳥井コーチには感謝のほか何もありません いつもありがとうございます またこちらでの練習をサポートしてくれたヤンにも感謝しています また地元の皆さまにも感謝しています チェコはいつ行っても、何回行っても私の大好きな国です